越の鶴(越銘醸):新潟

■玉川(木下酒造):京都 ■越の鶴(越銘醸):新潟 ■千代の光:新潟
■常きげん(鹿野酒造):石川) ■作(清水醸造):三重  ■その他

新潟県長岡市:越銘醸
新潟県のほぼ中央に位置する『長岡市栃尾』にあります。この栃尾は越後の名峰・守門岳(モンスダケ)の麓に位置し、周辺四方を山々で囲まれた盆地になっています。南と西には“県立自然公園”に指定されている山岳地帯に広がります。また、この一帯は“棚田”が多く、そこから収穫されたお米は“食味値”でも最高ランクの『特A』に輝く美味しさです。
このように、越銘醸の宝はこの栃尾の『水とその空気』であります。名峰・守門岳に降り積もった雪が、伏流水となって酒造りに適した『最高の仕込み水』となり、その雪溶け水は山々の麓にある田んぼを潤し酒造好適米の『五百万石』の豊穣をもたらしてくれます。また、よく降る雪はここの空気を清浄し、澄み切った凛とした空気をもたらしてくれます。
これが酒造りには欠かせないのです。

生産量が少なく、この地域より外にでることは非常に少なくなっています。昔ながらの伝統を受け継ぐ手づくり製法をかたくなに守り、毅然とした姿勢で、ひたむきに精魂込めてお酒を造っています。その結果、酒通を唸らす『超』がつくほどのまぼろしの銘酒蔵となっております。創業は享保年間(1740年代)といわれています。

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