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ザロ ZARO
ザロ ZARO
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ZARO
About ZARO/ザロについて
産地:スロヴェニア、プリモルスカ地方、
イストラ半島、イゾラ
創業:1348年
畑面積・生産本数:20ha
特徴:有機栽培、補糖なし、天然酵母を使用
ワイン毎に区画、土壌、栽培コントロール
ユーロリーフ・オーガニック認証取得
700年の伝統を守り、今を生きるワイン造り
スロヴェニア南西部の港町イゾラ(イストラ地区)にあるZARO(ザロ)家は、なんと1348年からワインを造り続けています。
創業から700年、イストラ半島で最も古いワイナリーとして、歴史の重みを感じさせる存在です。
最初はわずか2haのオリーブ畑からスタートし、現在ではワイン造りが事業の中心に。
ぶどう畑とオリーブ畑を合わせて約20haを所有しています。
スロヴェニアでは0.5ha以下の小規模畑が主流なので、ZAROの規模は比較的大きいと言えるでしょう。
それでも、畑仕事から醸造、ボトリングに至るまで、すべて家族の手で行われています。
ZAROは、先祖から引き継いだ伝統を大切にしながら、現代的な視点を取り入れてワイン造りを進化させています。
時代ごとの最適なアプローチで、畑や醸造を常にアップデートし続けているのです。
スロヴェニアがまだ社会主義国家だった時代、元詰め(自社ボトリング)は法律で禁止されていましたが、1991年の独立を機に、ZAROも1994年から自社で栽培から瓶詰めまで一貫して行うようになりました。
そして2015年、家族経営のバトンは父から長男のマテーシュへ。
現在は30代半ばの彼が中心となり、家族一丸でワイン造りに励んでいます。
春から秋にかけて、ZAROの畑は一面の花畑に変わります。
蝶や小鳥が飛び交い、さまざまな生き物たちの楽園のような風景が広がります。
畑には雑草(カバークロップ)が生えていますが、これが土壌の表面を保護し、水分を保ち、豊かな生命を育んでいるのです。
土壌はpH7〜7.2の中性で、かつてこの地が海だったことを示す貝殻も混じっています。
海からわずか1kmの距離という立地から、ミネラル分を豊富に含み、ワインの味わいにも大きな影響を与えています。
畑の80%は、35〜45度の傾斜をもつ丘の中腹に広がり、すべてが南向き。
1日10時間以上も太陽の光を浴びるため、ぶどうはしっかりと成熟します。
さらに海からの風が斜面に吹き上がり、湿気を防ぐことで病気のリスクも軽減されます。ぶどう栽培に理想的な環境といえるでしょう。
そして、この丘の上から見下ろすイゾラの街と地中海は、息をのむ美しさ。
アドリア海にオレンジ色の太陽が沈む夕暮れ時は、まるで映画のワンシーンのようです。
マテーシュは恋人をここに連れてきて、スパークリングワインで乾杯するのだとか。
ワインを楽しむにも、愛を語るにもぴったりのロケーションです。
ZAROでは、それぞれのワインの個性に合わせて、畑での管理方法や収穫のタイミングを細かく調整しています。
例えば黒ぶどうレフォシュクの場合、フレッシュなロゼ用には酸がピークを迎える9月上旬に収穫。
一方で、重厚な赤ワイン用には糖度が極限まで上がるまで待ち、果皮にしわが寄るほどに完熟させます。
収穫時の糖度はなんと30度。非常に甘い果汁ですが、この品種は酸も豊かなので、素晴らしいバランスのワインに仕上がります。
ZAROの信念はシンプルです。
「全てのワインは、ぶどうからはじまる」
「なぜオーガニックワインなのか?」という問いに、マテーシュは「ワインを哲学するには、“好き”という気持ちが根底に必要なんだ」と語ってくれました。
食に厳しいスロヴェニアでは、オーガニック産業が根付いており、自然と調和したぶどう栽培と醸造は彼らにとってごく自然な選択です。
地域のつながりも深く、困った時には助け合い、先輩から学び合う文化が今も残っています。
人との結びつきを大切にするこの世代が、これからのスロヴェニアワインを引っ張っていくのでしょう。
「イゾラ一のプレイボーイ」と噂されるマテーシュも、その中心にいるのかもしれません。これからますます注目したい造り手です。
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About ZARO/ザロについて
産地:スロヴェニア、プリモルスカ地方、
イストラ半島、イゾラ
創業:1348年
畑面積・生産本数:20ha
特徴:有機栽培、補糖なし、天然酵母を使用
ワイン毎に区画、土壌、栽培コントロール
ユーロリーフ・オーガニック認証取得
700年の伝統を守り、今を生きるワイン造り
スロヴェニア南西部の港町イゾラ(イストラ地区)にあるZARO(ザロ)家は、なんと1348年からワインを造り続けています。
創業から700年、イストラ半島で最も古いワイナリーとして、歴史の重みを感じさせる存在です。
最初はわずか2haのオリーブ畑からスタートし、現在ではワイン造りが事業の中心に。
ぶどう畑とオリーブ畑を合わせて約20haを所有しています。
スロヴェニアでは0.5ha以下の小規模畑が主流なので、ZAROの規模は比較的大きいと言えるでしょう。
それでも、畑仕事から醸造、ボトリングに至るまで、すべて家族の手で行われています。
ZAROは、先祖から引き継いだ伝統を大切にしながら、現代的な視点を取り入れてワイン造りを進化させています。
時代ごとの最適なアプローチで、畑や醸造を常にアップデートし続けているのです。
スロヴェニアがまだ社会主義国家だった時代、元詰め(自社ボトリング)は法律で禁止されていましたが、1991年の独立を機に、ZAROも1994年から自社で栽培から瓶詰めまで一貫して行うようになりました。
そして2015年、家族経営のバトンは父から長男のマテーシュへ。
現在は30代半ばの彼が中心となり、家族一丸でワイン造りに励んでいます。
春から秋にかけて、ZAROの畑は一面の花畑に変わります。
蝶や小鳥が飛び交い、さまざまな生き物たちの楽園のような風景が広がります。
畑には雑草(カバークロップ)が生えていますが、これが土壌の表面を保護し、水分を保ち、豊かな生命を育んでいるのです。
土壌はpH7〜7.2の中性で、かつてこの地が海だったことを示す貝殻も混じっています。
海からわずか1kmの距離という立地から、ミネラル分を豊富に含み、ワインの味わいにも大きな影響を与えています。
畑の80%は、35〜45度の傾斜をもつ丘の中腹に広がり、すべてが南向き。
1日10時間以上も太陽の光を浴びるため、ぶどうはしっかりと成熟します。
さらに海からの風が斜面に吹き上がり、湿気を防ぐことで病気のリスクも軽減されます。ぶどう栽培に理想的な環境といえるでしょう。
そして、この丘の上から見下ろすイゾラの街と地中海は、息をのむ美しさ。
アドリア海にオレンジ色の太陽が沈む夕暮れ時は、まるで映画のワンシーンのようです。
マテーシュは恋人をここに連れてきて、スパークリングワインで乾杯するのだとか。
ワインを楽しむにも、愛を語るにもぴったりのロケーションです。
ZAROでは、それぞれのワインの個性に合わせて、畑での管理方法や収穫のタイミングを細かく調整しています。
例えば黒ぶどうレフォシュクの場合、フレッシュなロゼ用には酸がピークを迎える9月上旬に収穫。
一方で、重厚な赤ワイン用には糖度が極限まで上がるまで待ち、果皮にしわが寄るほどに完熟させます。
収穫時の糖度はなんと30度。非常に甘い果汁ですが、この品種は酸も豊かなので、素晴らしいバランスのワインに仕上がります。
ZAROの信念はシンプルです。
「全てのワインは、ぶどうからはじまる」
「なぜオーガニックワインなのか?」という問いに、マテーシュは「ワインを哲学するには、“好き”という気持ちが根底に必要なんだ」と語ってくれました。
食に厳しいスロヴェニアでは、オーガニック産業が根付いており、自然と調和したぶどう栽培と醸造は彼らにとってごく自然な選択です。
地域のつながりも深く、困った時には助け合い、先輩から学び合う文化が今も残っています。
人との結びつきを大切にするこの世代が、これからのスロヴェニアワインを引っ張っていくのでしょう。
「イゾラ一のプレイボーイ」と噂されるマテーシュも、その中心にいるのかもしれません。これからますます注目したい造り手です。