TAKIZAWA WINERY 滝沢ワイナリー 〈北海道三笠市〉

力強い、生命力を感じるワイン。
北海道の自然の持つ力を極力引き出すワインづくりを目指しています。

2004年ワインづくりを志し、原野の開墾を始めてから、10年以上の歳月が過ぎ、定植した葡萄の木もようやく成木らしい姿となり、この地ならではの味わいをつくれるようになってきました。 化学肥料はもちろん、農薬、殺虫剤、酸化防止剤等も極力使用せず、発酵も全て野生酵母のみで行なっております。 自然環境を大切に、多様な植物、生物との共生をはかり、からだに優しい、自然の持つ力強い生命力を感じる北海道産ワインづくりを、これからも目指していきます。

TAKIZAWAワイナリー 代表 滝沢信夫


HISTORY

2004 北海道三笠市達布地区の南向斜面約1haを開墾、土壌づくり、環境整備を行なう
2006 ピノ・ノワール500本、ソーヴィニヨン・ブラン700本を定植。
以後毎年少しずつ畑を拡大し定植
2008 初リリース(ピノ・ノワール60本、ソーヴィニヨン・ブラン120本)
2013 畑を3haに拡大。ピノ・ノワール2,700本、ソーヴィニヨン・ブラン3,000本、
シャルドネ1,000本など、約9,000本を栽培
ワイナリー完成・稼働開始。初年度12,000本のワインを仕込む
2014 ワイナリー直売所オープン


Vineyard
北海道三笠の畑

厳しい冬の寒さ、雪がブドウ樹を守ります

北海道有数のワイン産地・空知地方に位置し、三笠市達布地区に有するA〜Cの3区画の畑はいずれも南斜面となっています。 夏は、ブドウの栽培に適した気温や日照時間が得られており、心配される冬の寒さも、豪雪地帯ならではの積雪によってブドウ樹が雪の中で守られています。 剪定は垣根仕立てのギュイヨ・ドゥーブル(長梢剪定)を選択。この剪定は他の剪定方法よりも収量がやや劣りますが、凝縮したブドウが得られるといわれています。また、除草剤は一切用いず、農薬等も極力使用しない栽培を心掛けています。収穫期を迎えると、糖や酸の値について定期的にサンプリングを行い、適切なタイミングで収穫を行います。

A :「風の畑」
B :「陽の畑」
C :「木立の畑」

栽培品種:ピノ・ノワール(PN)、ソーヴィニヨン・ブラン(SB)、シャルドネ(CH)、オーセロワ(AX)、シルヴァーナー(SV)


Winery
ワイナリー

ワインにとって最適な環境を維持

生産能力は約25,000本。ブドウから果汁を得るためのプレス機等の醸造機器や樽・タンク類が並びます。 ブドウの実に付着する野生の酵母と、自然の乳酸菌の力による発酵(マロラクティック発酵)を行い、 熟成には、オーク樽、ステンレスの樽やタンクなどを使い分けるなど、ブドウの品種や品質、ワインのスタイルなどにあわせ、それぞれに工夫した仕込みを行っています。 北海道の冷厳な環境下でもワインが順調に育つよう、醸造中は床暖房を利用し、ワインにとって最適な環境を維持しています。
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