木谷ワイン KITANI WINE (奈良県香芝市)

奈良で生まれたぶどうを奈良でワインに
生まれ育った奈良の風土をワインという形に表現したい。そうしてできたワインを、奈良を愛する人に味わって頂きたい。そんな想いから、奈良で生まれたぶどうを奈良でワインに仕上げるための醸造所設立を目指しています。
奈良県内でワイン用葡萄を生産、醸造所を設立し、純奈良県産ワインを生み出すことを目指しています。
奈良県では葡萄の産地は少なからずありますが、他の産地と比べ大きな規模ではなく、肝心のワインの醸造所もまだありません。
そこで私は技術習得の為、大阪府柏原市のカタシモワイナリーにてワイン用葡萄栽培・ワイン醸造の研修を受け、
2018年1月にワイン用葡萄農家として独立しました。
現在、奈良県で葡萄畑を整備し、徐々に生産量を増やしつつ、大阪でも既存の葡萄園を借り受けて葡萄の生産を行っています。
原料となる葡萄の質にこだわり、除草剤を用いない草生栽培、減農薬、無化学肥料で栽培を行っています。
奈良県の風土を表してくれる品種や栽培方法を模索するところから試行錯誤していきます。長い長い試行錯誤になると思います。
奈良らしいワインを味わっていただくことを目指して取り組んで参ります。

木谷ワイン 木谷 一登氏

・奈良初のワイナリーを立ち上げる。(2022年6月始動)
・奈良県天理市、大阪府羽曳野市、太子町、柏原市で葡萄つくり
無農薬、または銅と硫黄のみ(有機相当)での栽培。
品種はデラウェア、ピノノワール、モンドブリエ、ビジュノワール他。
・委託醸造でワイン造り
主に何も足さない醸造(培養酵母、亜硫酸塩、補糖なし)
奈良県産ぶどうでのワイン造り
(奈良県の農家さんが大阪府、三重県等でつくった他府県産ぶどうのワインもあります)
・ワイン造りでのこだわり
 テロワール、葡萄の生産者を表現すること
 アートとしてワイン造りをすること
 デラウェアでドンペリを造ること
 奈良県産ぶどうを使用すること
 美味しいを追求すること
・栽培でのこだわり
 無農薬、有機相当で造ること
 リスクを取って量より質を追求すること
・醸造でのこだわり
 葡萄のポテンシャルを最大限に引き出すこと
 最低限の添加、ろ過でつくること
 リスクを取ってオフフレーバーを活かすこと
・ロゴデザインについて
 葡萄の根っこを表している
 畑や土の中は、様々な科学分野が混合した世界
 科学分野が枝分かれしていって、ごちゃごちゃっとなった部分が面白い、最先端であるという考え
 わたしと、あなたと、ワインのような三者が交わった部分が面白いという考え
・ラベルデザインについて
 鹿の絵は花札の鹿に紅葉がモチーフの、鹿に葡萄
 葡萄は正倉院裂の葡萄唐草文様をモチーフ
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