毎年12月初旬に発売される、純米吟醸酒の活性にごり酒。


王冠には【爆発注意】の封紙が・・・。


そうです！
このお酒は、あの噴出すヤバイお酒なのです。


楽しみにされる方も多い・・・？？？ですが

一言で例えるなら
『昔のどぶろく』を彷彿とさせるお酒です。


ご覧の壜の底にとごっているのは『お酒のモロミ！』


モロミタンクから汲み出し
粗めの笊にて漉してから壜詰めしてます。


ですので、壜の中では酵母がまだ生きていて
活動（アルコール発酵）しているのです。

壜の中が、まるで密閉されたタンクの中と
よく似た環境下になっております。

栓でしっかり閉じ込めているので
行き場を失ったガスが、
壜の中で充満している状態になっております。


その新酒『篠峯もろみ』を発売時期に
蔵元にムリをお願いして限定数量を
蔵内の冷蔵庫にて【氷点下貯蔵】してもらった
お酒がこの『もろみ1年熟成酒』です！


　ゆっくりと丁寧に熟成させたお酒となっております！



千代酒造では、
毎年3〜4月に『春の利き酒会』が開催されます。

2008年（？）頃だったでしょうか・・・。
その利き酒会に、
"新酒の篠峯もろみ"と"1年熟成させた篠峯もろみ"の
2種類が出品されていたのです。


そこに参加していた私は、試飲するまでは
『1年熟成の方は、酸っぱくなって飲めない』と
思っていたのですが・・・。

口にすると、目からウロコ・・・！

そのカドの取れた、まろやかで落ち着いた味わい。
シュワシュワ感も、少しですがまだまだ健在！

正直、ビックリしました〜。

私は、『こっち（1年熟成）の方が好き〜』と
その時からゾッコンになりました。


その場で、
近くにおられた蔵元に聴くと

　『ガスが含んでいるので、劣化しにくい。』
　『しかも、冷蔵庫の中で、低温管理していたので
　味わいもキレイに整いました。』と・・・。


"お酒って、スゴイ〜〜！"

本当に、ビックリした瞬間でした。


協会9号酵母で醸しており
和の味付けの料理にも合わせやすい
素朴で繊細なにごり酒です。


この1年熟成酒は、数量が僅かになっております。
お求めの際は、完売している可能性もあります。
ご容赦くださいませ。

その際はご自身で新酒をゆっくりと熟成させてください♪


ALC/17.5%　日本酒度/+3　酸度/2.0　アミノ酸度/1.0

クール便（+210円）対象商品です