カスターニャ Castagna

オーストラリアでは数少ない 100%バイオ・ダイナミックでブドウを栽培しているワイナリー。ジュリアンとキャロランのカスターニャ夫妻が経営。キャロランはバイオ・ダイナミックに精通しておりブドウ栽培を担当、ジュリアンが醸造を担当しています。ジュリアンの祖父はイタリアでブドウ栽培を行っていましたが、ジュリアンはフィルムとテレビの ディレクターとして活躍しました。しかし次第にワインの虫がうずき始め、ヴィクトリア州北東部ビーチワースにあるジャコンダで働きブドウ栽培と醸造を本格的に身に付けました。この頃防護服に身を包み畑に除草剤や除虫剤のスプレーを撒くことに疑問をもち始め、1997 年に 独立した時には 100%バイオ・ダイナミックでワインを造る決心をしたといいます。栽培しているのはシラーズ、ヴィオニエ、サジョヴェーゼ。最初のワインである1998 年ヴィンテージには隣の 畑からブドウを購入して造りましたが、1999年ヴィンテージからは自社畑のブドウを用いています。ジェネシス・シラーは、シラーズ 95%にヴィオニエ5%をブレンドしたコート・ロティ・スタイ ル。フランス商工会議所が主催しフランス人とオーストラリア人が審査員を務め、ヴィクトリア州産のワインを試飲する「ル・コンクール・デ・ヴァン」で、2000 年、2001 年ヴィンテージが連 続して金賞を獲得し、2001 年はトロフィーも手にしました。イギリスの著名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソンが自信のホームページで称賛し。土壌は粘土質の下層、風化した花崗岩でできたローム質の表。
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